〔群馬県/I,Kさん/40代女性〕
結婚して15年、子供はいません。
主人とは、大失恋でボロボロになった私を心配した両親が縁談話を持ってきた見合い婚でした。
口数は少ないですが真面目で優しい主人との結婚生活はとても穏やかでした。
「このまま何となく年を重ねていくのか…」と考えると寂しい気はしましたが今の生活に満足していました。
子供もいないので家事が終わると暇になってしまい新婚当初はパートにも出ていましたが体調を崩してからは昼の時間を持て余していました。
そこで前々から興味があった英会話教室に通うことにしたのです。少人数制の人気のある教室のようで昼間は月曜日なら空きがあるようでした。
ワクワクしながら教室に入るとそこには15年前に大好きだった彼がいました。
向こうも「えっ!?」と言う感じで2時間授業を受けた後にカフェでお茶することになったのです。
15年経っても変わらない彼に変にドキドキしてしまい落ち着きません。彼は「変わらないね」と優しく私に微笑みました。何とも言えない感情がこみ上げてきて涙が自然とこぼれてしまいました。
「あの時はごめんね」と優しく彼が頭を撫でてくれて…気持ちが止まらなくなってしまい、彼と体の関係になってしまいました。
後から押し寄せてきたのは主人に対する罪悪感とまた彼に会いたいと言う気持ち…最低だとは思っていますが止まらないのです。
誰にも相談出来ず主人のいない昼間に電話でできる占い相談サービスを利用してみました。
苦しく抱え込んだ気持ちを優しく受け止めてくださり、どうしていいのかわからない私にとても親身にアドバイスをくださったこと覚えています。
「きっとご主人といる方が幸せだとか、主人に今更申し訳ないなんて思ってるみたいだけど…本当はずっと彼に会いたかったんでしょう。これからも傍にいたいんでしょう。あなたの偽りの夫婦生活からご主人を解放してあげなさい」と。
凄くすんなり言葉が心に入ってきて涙が溢れてきました。もう迷いは無くなり主人に「離婚して欲しい」と告げました。主人は何となくわかっていたのかもしれません。淡々と話は進みました。
離婚して今は彼と復縁しあの頃の自分に戻ったように毎日が輝いています。
占いって人の人生をがらりと変えちゃうんですね。あの一言がなかったら離婚なんて考えもしなかったと思います。